「老子」を解りやすく知る方法
老子の「道」を学ぶ学校 道家道学院の副学長である、早島妙聴先生が
ウェブ上で「老子」を解りやすく解説しております。
ここ最近、ネット上で急速に「老子」が取り上げられるようになりました。
NHKがBSで「老子」を放送したことも関係しているかも知れません。
ただ、どのサイトの解説を読んでも、とても難しいか、
逆に解りやすく書かれたサイトでも「なんとなく解った気がする」程度の
知識しか得られません。
なぜなら、殆どの人が本当の意味で「老子」を理解していないからです。
「老子」は中国で数千年の間研究されて来ており、資料も膨大です。
だからここ数年で本を何冊か読んだだけでは、とても理解できるものではないのです。
そして老子の教えというは、研究された通りに実行しなければ
到底理解できるものではありません。
それはどれだけ本を読もうと、よほどの天才でもない限り
個人レベルで理解することは不可能です。
例えば、プロ野球でも、プロの世界で何年も野球をした人じゃなければ
野球の解説者にはなれません。
いくら本を読んで知識を得ても、またアマチュアの世界や独学で野球を続けても、
歴史の中で研究され、実行されてきた技術を実行し続けて、体得しない限りは
本質的に野球を「理解した」とはとても言えないですね。
これは「老子」に関しても全く同じ事が言えるのです。
では、この「老子」にプロの世界があるのか?と思われるかも知れません。
「老子」がプロの世界と同じように、歴史の中で研究されて、実行されてきた技術を
学べる場所などある訳がないと思われる事でしょう。
「老子」は中国の思想です。だから日本で老子が学べる機関は
存在しないと考えるのが普通だと思います。
しかし、日本にただ一つだけそういう学校があります。
それが、先のリンクで紹介した「道家道学院」です。